考えてみれば初体験
今日は御岳からのダウンリバーのお誘いを受けて、クラブメンバー8人での川くだりに参加した。御岳からは初というメンバーもいるけどCOYOクンもいるので安心。
天気は上々、水も冷たくない。平日とあってスラロームのトレーニング数名がいたほかに他のカヤッカーもおらず、川はほぼ貸し切り状態だ。ところどころで遊びながら2時間半で下って来た。
ちょうど3ヶ月ぶりの御岳からのダウンリバーだったが、今回はとても川がきれいに見えた。
紅葉が少しずつ始まったのもさることながら、川自体がとてもきれいに感じたのだ。おそらく先日の台風の増水で川床の石が洗われて全体的に白くなったことがその理由ではないだろうか。
思えば僕がWNに通うようになった2007年の春は、今日みたいに川の水がエメラルドグリーンに見えた。増水さえしなければ水は驚くほど澄んでおり、川底の白い石や岩が川全体を明るく感じさせる美しい川だった。
でも、その年の9月に20年に一度といわれた台風での大増水があり、上流の奥多摩湖は泥水で満杯になり、そのダム湖から半年以上もヘドロで濁った濁流が流され続けた。
僕の多摩川での初ダウンリバーは、その増水がまだ引かない濁流だった。http://higtak.cocolog-nifty.com/outdoor/2007/09/post_4f79.html
まだまだ下手くそだったので、濁流にもまれ沈脱してCOYOクンにレスキューされた悲しい記憶である。しかし、そんなひどい状態が初めてだったので、その後の川くだりには結構「なんとかなるさ」というクソ度胸もついた良い経験だったのだ。
御岳からの初くだりはその1ヵ月半後の10月末。http://higtak.cocolog-nifty.com/outdoor/2007/10/dr_8245.html
水は当然、まだ濁流であった。その後、何回となく多摩川をくだり、水はずいぶん長くかかったが次第に透明度を増していった。しかし、汚れた水が残したものは、大量のヘドロ。それが川底に堆積し、岩や石にこびりつき、コケを大量に繁殖させ、あの美しかった多摩川の川床を茶色く汚していた。それは、その後に幾度か起きた増水時にも流れることはなく、いつまでもヌルヌルと足元を悪くしていた。
それが、今回の台風でようやく石が磨かれ、ヘドロが洗い流されて本来の色に戻ったようなのだ。いや、本当はもっともっときれいだったのかもしれないが、それでも見違えるようだった。この川で漕ぐようになって、初めて水が碧い御岳を見たのだった。だから初体験。
ちなみに今回、初御岳だったりえさんは沈することなく無事下り終えたようだ。多摩川自体が初めてというわけではないけれど、御岳から下れるということは大きな自信になるものだと僕自身の経験から思うのである。ご主人のsantaさんが少しずつだけど根気よく一緒に漕いできたからこそだろう。家族で同じ楽しみが持てるなんてほんとにうらやましい。
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