17日ぶりに川面に出た。
午後2時半過ぎに近所の300メートル静水面に出かけてみると、釣り師多数。各人が竿を2本も3本も立てて食いつくのを待っている。艇をおろして準備始めたら。「ここで漕ぐの?」と声をかけられた。吸い込みの鯉釣りだそうだ。
「魚が逃げちゃうから向こうでやって欲しいなあ」と渋い顔。向こうったって、300メートルも上流で直接車でいけないところ。まあ、あとから来て揉め事になっても今後ずっと嫌な思いをすることになるので、控えめに「仕掛けを入れてるところから離れててもダメっすかあ」などとネゴしてみる。しかし、どのみち、もう午後3時過ぎて寒くなってくるし、たいして時間も無いので止めてもいいかなと内心フェードアウトしていた。
ところが、釣り師のおじさんたちと何やかやと談笑しているうちに下手の釣り人が撤収し、中ほどで竿を立てていたおじさんが、「下流があいたからあそこでやったら?」と自分の竿を少し上流に移動してくれた。最初に声をかけてきたおじさんも「お互い遊びでやってることだからあまり強いことも言えないしね」と、せっかくだからあそこ(下手)で乗ったら? と、なかば撤収するつもりでいたのに逆に釣り師に背中を押されるようにして堰までの150メートルほどの水面を使って練習することにした。
下流に新たな釣り人が来て準備を始めたが、「先にやったほうが勝ちだから早く入っちゃいなよ」と先ほどの常連釣り師たちに急かされる始末だ。
いちおう竿の位置に注意しながら練習を始めた。先日からEJのDVDを見て基本的なストロークを組み込んだ「12-Minute Stroke Drill Warm-Up Program」の全メニューを白ガムテープに箇条書きにしてバウデッキに貼り付けておいたので、それを見て確認しながらの練習だ。しかし、そもそも一つ一つのストロークをマスターできていないどころか、未経験のストロークも多数ある。よって、経験済みは確認とし、未体験ゾーンはとにかく試してみることに・・・・・・。
もう、しょっぱなのフォワードストロークから失格。やはりまっすぐ進めない。途中で曲がってしまうか、最後のひと掻きがスイープになってしまいクルリ。リバースは、3掻きくらいで曲がってしまう。どれもダメだがとりあえずひと通り試してみたいのでどんどん行こう。
スイープは、目標に体を向ける先行動作でDVDどおり2掻きで1回転できた。フラットはいいがリーンをインとアウトにかけてのスイープはまだまだ。
ここからが初体験。EJいわくロデオ艇でのドローには特有のコツがあり、多くのパドラーが思い込んでいるオープンフェースバウドロー(いわゆるバウラダー)は挺身の長いカヤックの技術であるという。近年の短いロデオ艇はスイープしたあとスターンにフェザーで入れる。始めは感覚がつかめずなぜか反転してしまったり、沈しそうになったり。でも、ロールできる自信が有るので怖くは無い。そのまま転覆してロールの練習もしながら続ける。
しばらくやっているうち、スターンに差したブレードにグッと手ごたえを感じて、それを抑えるように保持したら滑らかに大きな弧を描いてターンした。ちょっとわかった気がした。でもまだまだ、次回上達を目指そう。
C-ストロークはさっぱりわからず、本来漕いでいる側を中にして艇が回転しなければいけないのに、反対に回ってしまい漕いでいるほうが外になってしまう。?・?・? クローズフェース・バウドロー~フォワードの繰り返しらしいのだが、クローズフェースでバウにパドルを入れるとなぜか外側にターンしてしまうのだ。しばらく試して内側に回るようになったのだが、家でDVDを確認したらストロークがまったく間違っていたので次回やり直しだ。
S-ターンはスイープ~逆側にスターンドロー~フェザーでバウに戻してスイープ~逆側にスターンドロー~フェザーで・・・・・・ と繰り返して蛇行前進するのだが、ちょっと出来たような出来てないような。
オフサイドC-ストローク。やってみたけどよくわからないまま次へ・・・・・・。
リバース・コンパウンドは出来そうで出来なかった。スターンの遠くからバックプルすぐにフリップしてバウへプッシュ~スターンにフェザーバックを繰り返し、バックしながら内側に弧を描くはずなのだが・・・・・・。
サイド・スリップはフォワードからオープンフェース・スターンドローでドローした側へ前進しながら平行移動していくというもの。ドローを入れる位置が悪いのだと思うが、入れると回ってしまう。一度だけ回らずに少しずつスライドしていったがコントロールが甘く、移動幅が小さい。まだまだだ。
残りはリバーススイープドリルやスクォート、そしてバウステやカートホイールへの導入となるイニシエーションだが、ここから先は無理してやってもできっこないし、まだまだ後でもいいのでここまでとする。どうやら様々なドローストロークを完璧にコントロールできることがロデオ艇攻略のカギと見た!
幾つかのストロークを復習してみたが、なかなかコツがつかめないのでそろそろ終わり。ロールを2回ほどやってから・・・・・・ と、ここで左太もも裏がツリそうになりドッキリ。午前中の剣道が効いたか、ヒップスナップを忘れて強引な捻転で起こしていたからか。ロールもまだまだだな。さっき左サイドからのロールアップを試してみたけど上手く上がれなかったしね。
約1時間の練習で、かなりバチャバチャやって釣り師にも悪いので上がることにした。護岸ブロックに艇を着けてスカートを外していたら、なにやら鈴の音がして釣り師が慌てていた。上がってから聞いたら「下からバチャバチャやって追い上げたからこっち(上手)に逃げてきた魚がかかった」のだそうだ。でも、逃げられたようだ。残念! カヌーもあながち邪魔になるばかりでもないのだね。
片付けながら釣り師のおじさんたちと談笑。釣り道具も高いけどカヌーもお金かかるねえみたいな会話でお互いの趣味談義。鯉釣り師はガラの悪いのも多いけどルアーのバス釣りはまったくマナーがなっちゃいないそうだ。また、川の漁業組合がセコセコと遊漁券を売りに来る話題とかなかなか面白い人たちだった。仲良く共存できるといいね。早いもん勝ちだから、先に漕いでれば「今日は、カヌーがいるからダメだあ」って諦めるそうだ。
今日は上半身モンベルの薄手のパドリングジャケット(DLT.レースロング)の下にブルーエースの半袖ラッシュガード(Tシャツ)だけ、下はネオプレン・ショーツだったけど案外水が入らないもので、沈脱さえなければ当分これで行けそうだ。今シーズン防寒対策で買うなら、高価なドライジャケットは我慢して、中間着としてファイントラックのフラッドラッシュ・ジャケットでも買うとするか。それなら1万円もしないから・・・・・・。これらで今持ってるモンベルのロングジョンとうまく組めるといいのだが。
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